家庭用蓄電池を検討し始めると、まず悩むのが「どこに相談すればいいのか」ということではないでしょうか。
蓄電池は家電のようにお店で商品を見て、その場で価格を比較できるものではありません。
太陽光発電の容量や発電状況、家族構成、電気の使い方などによって、適した蓄電池の容量や価格も変わってきます。
私自身、蓄電池を導入する前は、そもそもどんな蓄電池を選べばいいのかさえ分かりませんでした。
最終的には複数の業者から見積もりを取り、我が家の条件に合わせて容量などを検討した結果、蓄電池を導入することになりました。
この記事では、我が家がどのように見積もりを取り、どんな流れで最終的な導入を決めたのかを紹介します。
「蓄電池に興味はあるけれど、どこに見積もりを頼めばいいのか分からない」という方の参考になればと思います。
蓄電池の見積もりを取ろうと思ったきっかけ
我が家が蓄電池を検討し始めたきっかけは、20年以上使っていたパワーコンディショナーへの不安でした。
我が家では2000年に太陽光発電を設置しています。
太陽光パネルはまだ問題なく発電していましたが、パワーコンディショナーは一般的に10~15年程度が寿命の目安と言われています。
我が家ではすでに20年以上使っていたため、
「いつ壊れてもおかしくないのではないか」
という不安がありました。
当初は、パワーコンディショナーだけを交換することも考えていました。
しかし、蓄電池という選択肢があることを知り、少しずつ興味を持つようになりました。
それまで私は、蓄電池についてほとんど知識がありませんでした。
「電気を貯めて、停電したときに使うもの」という程度の認識です。
ところが詳しく話を聞いてみると、太陽光発電で作った電気を貯めて自宅で使ったり、電気料金の安い時間帯に充電して利用したりできることを知りました。
そこで、
「我が家の場合、本当に蓄電池を導入する意味があるのだろうか?」
と考えるようになったのです。
蓄電池は調べるだけでは分からないことが多かった
蓄電池について、自分でもインターネットなどで調べました。
価格や容量、メーカーなど、ある程度の情報は分かります。
しかし、調べれば調べるほど、
「結局、我が家には何kWhの蓄電池が合っているのだろう?」
という疑問が出てきました。
蓄電池は、単純に「大容量のものを買えばいい」というわけではありません。
我が家の場合は、
- 太陽光発電の容量
- 実際の発電量
- 家族構成
- 日中と夜間の電気使用量
- FIT制度を卒業していること
- 現在の売電価格
など、いろいろな条件を考える必要がありました。
ここで私は、自分だけで商品を決めるのは難しいと感じました。
そこで、実際に業者から話を聞き、我が家に合った容量や費用を確認するために、見積もりを取ることにしました。
我が家は複数の業者から見積もりを取った
最終的に、我が家では複数の業者から見積もりを取りました。
確か3社程度だったと思います。
当時利用したサービスはタイナビ蓄電池でした。
3社から見積書が届き、それぞれの提案内容を比較したことは覚えています。
最初から「このメーカーのこの蓄電池を買う」と決めていたわけではありません。
むしろ、何を基準に選べばいいのか分からないからこそ、複数の業者に相談したというのが実際のところです。
これは今振り返っても、複数社から話を聞いてよかったと思っています。
1社だけの話を聞いていたら、その業者から提案された商品や容量が「我が家に最適なのだ」と、そのまま受け入れていた可能性もあります。
最初に提示された金額と最終的な契約額は違った
見積もりを取った当初は、最終的な契約額よりも大きな金額が提示されていたと思います。
ただ、そこから我が家の状況について詳しく話をしていきました。
太陽光パネルの容量や発電状況、家族構成、普段の電気の使い方などを確認してもらい、
「どれくらいの容量の蓄電池が我が家に合っているのか」
を検討していきました。
その結果、最終的に我が家が契約した蓄電池の金額は160万円となりました。
ただし、これはあくまで我が家の場合です。
太陽光発電の容量や蓄電池の容量、メーカー、設置条件などが違えば、当然価格も変わります。
そのため、「蓄電池は160万円くらいする」と単純に考えるのではなく、自分の家庭ではいくらになるのかを見積もってもらうことが大切だと思います。
補助金が利用できたことも大きかった
我が家の場合、蓄電池の導入を決めるうえで補助金の存在も大きかったです。
住んでいる自治体から補助金が出ることが分かり、確か契約額の1割程度だったと思います。
実際には15万円の補助を受けることができました。
160万円という金額だけを見ると、かなり高額です。
しかし、補助金を利用できたことで、実際の負担額は145万円になりました。
蓄電池は決して安い買い物ではありません。
だからこそ、見積もりを取る際には本体価格だけではなく、
- 補助金の対象になるか
- 補助金はいくらなのか
- 工事費はいくらなのか
- その他に追加費用がないか
といった点も確認しておくことをおすすめします。
補助制度は自治体や時期によって変わるため、現在利用できる制度については、お住まいの自治体で確認する必要があります。
蓄電池の見積もりは1社だけで決めないほうがいい
我が家が実際に複数社から見積もりを取ってみて感じたのは、
蓄電池は1社だけの話を聞いて決めるのではなく、複数社を比較したほうが判断しやすい
ということです。
理由は単純で、同じ家庭でも業者によって提案内容が変わる可能性があるからです。
特に蓄電池の場合、
「何kWhのものを設置するのか」
という部分は重要です。
大きければいいわけでもなく、小さければ安くていいわけでもありません。
太陽光発電の発電量や家庭の電気使用量とのバランスを考える必要があります。
また、蓄電池本体だけでなく、設置工事やパワーコンディショナーとの関係なども考えなければなりません。
だからこそ、複数社から提案を受けて比較する意味があると思います。
蓄電池の見積もりでは価格だけを比較しない
複数の見積書が届くと、どうしても金額に目が行きます。
もちろん価格は重要です。
ただ、私は蓄電池の場合、金額だけで決めないほうがいいと思います。
例えば、
- 蓄電池の容量
- メーカーや機種
- パワーコンディショナーの仕様
- 設置工事の内容
- 保証
- 補助金
- 自宅の電気使用量に対して適切な容量なのか
なども確認する必要があります。
我が家も、最終的には単純に「一番安かったから」という理由で決めたわけではありません。
我が家の太陽光発電や電気の使用状況などを踏まえて、どの程度の蓄電池が必要なのかを検討したうえで決めました。
蓄電池の見積もりを取るなら比較サイトを利用する方法もある
では、複数の業者から見積もりを取るにはどうすればいいのでしょうか。
自分で近くの販売店や施工業者を一社ずつ探して、それぞれに問い合わせる方法もあります。
ただ、これはかなり手間がかかります。
そこで利用できるのが、蓄電池の一括見積もり・比較サービスです。
こうしたサービスを利用すれば、自分で一社ずつ業者を探すよりも、複数の業者に相談しやすくなります。
私自身も、蓄電池について調べていく中で、最終的には複数の業者から見積もりを取って比較しました。
「蓄電池を設置したいけれど、どこに相談すればいいのか分からない」という段階なら、こうしたサービスを利用して複数社の提案を比較するのも一つの方法だと思います。
※サービスを利用したからといって、必ず契約しなければならないわけではありません。実際に話を聞き、価格や提案内容を比較したうえで判断することが大切です。
我が家は最終的に蓄電池を導入した
複数社から話を聞き、我が家の太陽光発電や電気の使用状況などを踏まえて検討した結果、最終的に蓄電池を導入しました。
契約額は160万円。
自治体から15万円の補助金を受けたので、実質的な負担は145万円でした。
決して安い買い物ではありません。
だからこそ、最初から一社の提案だけで決めるのではなく、複数社から話を聞いて比較したことは、我が家にとって意味があったと思っています。
まとめ:蓄電池はまず見積もりを取ってみないと分からない
蓄電池について調べ始めたとき、私は「いったいどれくらいのものを買えばいいのか」「本当に我が家に必要なのか」さえ分かりませんでした。
インターネットで情報を集めることはできますが、実際に必要な容量や設置費用までは、自分の家庭の条件に合わせて考えてみないと分かりません。
我が家の場合は、複数の業者から見積もりを取り、太陽光発電の容量や発電状況、家族構成などを踏まえて検討した結果、最終的に160万円の蓄電池を導入することになりました。
蓄電池を検討しているなら、
「いくらなのかを調べ続ける」より、「自分の家ならいくらになるのかを見積もってもらう」
ことが、具体的に考えるための一歩になると思います。
ただし、見積もりを取ったからといって、その業者と契約する必要はありません。
複数社から話を聞き、価格だけでなく、蓄電池の容量や工事内容、保証などを比較してから判断することが大切です。
我が家も、最初から160万円の蓄電池を購入すると決めていたわけではありません。
複数の提案を比較しながら、自分たちに本当に必要なのかを考えた結果、導入を決めました。
これから蓄電池を検討する方も、まずは自分の家庭の場合にどれくらいの費用になるのかを知るところから始めてみてはいかがでしょうか。

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